周りの人を立てないことは、いずれ自分の首を絞めることになる。
多くの人が、自分を見て欲しくて、自分を注目して欲しいのだと思います。
しかし、それは一時的な幸せを見るだけで、長期的には損をしていることになるのです。
周りの人を立てるというのは、正直面倒臭いものでやりたくないものです。
しかし、誰もやりたがらない事だからこそ、立ててもらった本人は覚えているのです。
自慢を自分から言うのは気が引けますが、人から言われるのは嬉しいですよね。
立ててもらった方は、返報性の原理という効果が働いて、自分も立てなきゃと思うのです。
これは、いろんな場面で使えると思います。
例えば、奥さんが家事を褒めてもらいたいときは、旦那さんが家事をやってくれたときに毎回必ず褒めてあげることです。
ここで、私はいつもやっているのだから、これくらい当然と思うのはやめましょう。
人から褒められたときに初めて、褒められるのは嬉しいと気付くからです。
テレビやネットで見る奥さんの不満でこれがあがりますが、あなたは旦那さんが褒める10倍褒めていますか。
10倍では足りないかもしれないです。
それ以上のgiveをする事で、takeが来るのです。
giveとtakeは1:1ではありません。
そこをわからないと、いつまで経っても不穏な空気が漂う家になってしまいます。
また、人を立てるというのは何をしたらいいのか。
それは、その人の言いたいけど言えないことをあなたが言ってあげればいいのです。
例えば、ギターが上手な人だったら、〇〇もギター上手いよな、であったり簡単なことで良いのです。
これ言われたら嫌かなとかは考えなくていいのです。
ただ、明らかに嫌と思うことはやめましょう。
たとえば、彼女に最近フラれたとか嫌と思っていることは絶対にやめましょう。
その人の長所を褒めてあげてください。
ワンポイントとして、その人の才能を褒めるのではなく、努力を褒めてあげるとより良いです。
才能を褒めると、その人の苦労とかを置き去りにして話してしまうので、練習大変だったんじゃない?、とかで褒めてあげると良いですね。
多分、こういうと、全然練習してないよみたいな答えが返ってくると思うので、そしたら、それなのにめっちゃすごいねなどで返してあげると良いかもしれないですね。
褒めるときに重要なのは、「頑張った」というプロセスを褒めることです。努力や熱意を褒めることで、やる気の回路が育つ
澤口俊之
Kei