中学3年生に伝えたいN高等学校と進路の話
通信制高校のイメージって正直悪いと思います。
今はリモートでの授業などで、家で勉強というのも当たり前になってきましたが、やっぱりまだまだそこの問題というのはあると思います。
私はN高の4期生と呼ばれる部類です。
3年目なので他の人よりは少しばかり知っていることが多いので、中学3年生やその親に見てもらいたいと思いこの記事を書くことにしました。
いま、中学生の人はやりたいことがありますか?
私は当時やりたいことが沢山ありました。
勉強、音楽、プログラミングなどなど。
でも時間もお金もなくて中学生のときは出来なかったです。
私みたいに、やりたいことがある人はN高を勧めます。
なぜなら、経験は無駄になることはないと思っているからです。
ただ、やりたいことなんてないと思っている人は、N高に入るのはおすすめしません。
いや、高校一年生からN高に入るのはおすすめしません。
なぜなら、私は中学生の友達と最近久しぶりに話すことがありました。
そのとき、友達は様々なSNSを使って交流関係をもって、時には恋愛をして、時には挫折をしてといういわゆる青春と言われるものを謳歌していました。
それを感じた時、私はこの高校生活何をしてきたのだろうと思いました。
もちろん、それが私の人生でもあり、友達の人生でもあります。
私は正直青春とか馬鹿だろって思っていたんです。
青春は後悔することを若さと決めつけて、それが将来振り返った時に自分自身を慰める言葉だと。
それは間違っていました。
間違いこと美しいのです。
イチローさんインタビューで同じようなことを言っていました。
効率の良い練習が出来たらいいけど、プロとして深みがないと。
私は人生というのは深みがどのくらいあるかだと思っています。
将来、将棋のように人生の最善手をAIが判断できるようになったとき、どうなるのでしょう。
個性というものがなくなり、みなロボットになるのでしょうか。
そんな事は多分ないと思います。
それは人間は知能があり感情があるからです。
ある研究でこんなものがあったそうです。
今一万円貰うか、1週間後に1万500円貰えるか。
1週間で500円増えるので、絶対に1週間後に貰った方がいいのですが、多くの人は今1万円貰う方を選んだそうです。
こんな感じで、感情がある限り必ず良い方に進む事はないし、毎回同じ選択をするとは限らないのです。
長くなってしまいました。
まとめると、N高は最初から入るのはオススメしないよって事と、選択を怖がらずしっかり向き合ってほしいという事でした。
最後にある人の名言を置いていきます。
ほんの少しばかり勇気に欠けていたために、多くの才能ある人びとが、一生、功を成すことなく終っている。思いきって着手する勇気がなかったために、一生、無名に終った大勢の人間が毎日墓場へ送られる。こうした人びとも実行に取り掛かる決断さえついていれば、おそらく名声をあげていただろう
シドニースミス
Kei