落合陽一さんが話すペーパーテストと自己推薦入試の話に感銘を受けた話
公平と平等
公平
→すべてのものを同じように扱うこと平等
→かたよりや差別がなく、みな等しいこと
もう少しわかりやすい図があります。
皆さんはどちら正しいと思っていますか?
この図なら多分、身長が高い方は平等を選び、身長が低い方は公平を選ぶことになるのだと思います。
私はよく、正義と悪について考えます。
私の中の結論は、悪は存在しなくて、正義がぶつかっているだけだと。
この図も同じことが言えると思います。
身長が高い人の正義は、台がないのはずるいと。
身長が低い人の正義は、全員が見れるようにするべきだと。
ペーパーテストと自己推薦入試はこの問題に似ていると思っています。
私もペーパーテストは実に公平な試験制度だと思っています。
努力した人が点数として反映されるからです。
しかし、自己推薦入試はそこの公平という点については乏しいと思っています。
なぜなら、面接などの人間関係はどこまでいっても最後は面接官に合うかどうかで決まってしまうからです。
ただ、自己推薦入試が悪いと言っているわけではもちろんないです。
世の中の人間は、勉強は出来ないけど、人間関係が得意な人もいて、逆に、人間関係は苦手だけど、勉強は出来ると言う人がいます。
結果が出せる人と、結果が出るまでの過程を支える人です。
良い組織は、お互いがお互いを支え合うことで、成長していくのだと思っています。
私はどちらが良いとかどちらが悪いとかの話をするつもりはないです。
これから、受験シーズンになりその中で、自己推薦入試は悪いとか、ペーパーテストは悪いみたいなことでいざこざになることがあると思います。
そういう人が出てこないためにこの記事を書こうと思いました。
当たり前ですが、選択はいくつあっても良くて、自分に合うものを選べば良いのです。
個人の人生選択というのは、統計が役に立たないのです。
なぜなら、あなたと同じ人生を歩んでいる人がいないし、これからあなたと同じ人生を歩む人もいないから。
比較的どちらのほうが可能性は高いよねくらいです。
だからこそ、この2つの制度を良いとか悪いとかの話にするのではなく、自分にとってどちらが良いのか。どっちが適しているのかだけを受験生には考えてもらいたいなんて思っています。
Kei